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恋して桜!

第8章 [現代トリップ版]もしもシリーズ

試衛館派
茶屋

沖田の調べて来た茶屋は
山南の調べた茶屋もかなりの名店揃いだったが、
沖田の調べたそれはどの店とも違う、それがあった。

店主「いらっしゃいませ。」

近藤「お世話になります。株式会社新選組の近藤と申します。」

店主「ようこそ。どうぞ、お掛け下さい。
茶香炉に火をつけますね」

山南「ほぉ。茶の香炉ですか」

茶屋店主「当方では茶を気軽に楽しんで欲しいと
喫茶で召し上がっていただける様にしているんです。」

斎藤「こちらの茶は色が全く違うのだが…」

店主「そうですね。昔ながらの黄色い茶と、今はやりの緑の深い茶ですね。」

土方「甘さや、苦味もだいぶ違うな」

山南「コクやとろみが、舌に広がりますね。」

近藤「知れば知るほど深いですね。」
沖田「近藤さんのお役に立てて良かったです」

店主「何事も、それに合わせて楽しむ様に、
茶もお湯の温度や、入れ方があり
茶器を使って茶を楽しむ事で、より一層楽しめると思いますよ」

皆、お腹いっぱい茶を楽しんだ。


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