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恋して桜!

第9章 不知火さんに恋したら

不知火side

夜の島原は華やかで、妓が媚びを売ってくる様が何とも滑稽だ。

だが、たまにいる妖艶な妓は俺の望むままにさせてくれるから好きだ。
風間の言う雪村の女鬼のどこが良いのか、俺には分からない。

俺は餓鬼に興味ない。


つまらない事を考えながら酒を煽る。
仕事の事を思いながらの酒はあまり上手くない。

俺は少し気怠い気分で外を眺めると、妓が俺に話しかける。
妓「なんや、今日はお疲れですなぁ」
すすっと、妓の頬と手が俺の胸に当てられ
妓「お床でゆっくり、癒して差し上げまひょか?」
と、誘い文句が入る。

気分は乗らなくても身体は正直だ。

妓が、更に俺への誘い文句を足してくる

妓「お兄さん、うちの好みなん。どお?」
妓の手が俺の手を引き、着物の上から妓の胸をさわらせる。





夜はまだこれから…

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