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恋して桜!

第11章 休日の過ごし方。〜天霧編〜

最寄り駅に着くと賑やかな商店が並び
紅葉の季節らしい賑わいを見せている
お土産もたくさんあり、
お千は露店で立ち止まり魅入ってしまった
天霧はそれを見逃してしまい、少し先に進んでしまう


お千「きゃっ!すみません」
歩く人にぶつかる

チンピラ「おお!痛ぇ痛ぇ!
ねぇちゃんなにしてくれるんだ。
俺の腕が折れちまうじゃねぇか」

お千「そんなヤワにできてる訳ないでしょ?」

チンピラ「嗚呼!なんだって⁉…上玉な女だな、お前の身体で謝罪費払って貰おうか」
と言うが早く、お千の腕を摑み何処かへ連れて行こうとした

お千「ちょっと、離しなさいよ!」


「なんだなんだ?」
「そこで女の子がイチャもんつけられてんだって」

周囲が騒ぎ始める

やっと天霧が振り返るとそこには人の輪の中にいるお千の姿



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