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恋して桜!

第11章 休日の過ごし方。〜天霧編〜

天霧はひとつ息を吸い込み
人垣の中心へと向かった

そして、チンピラの男の腕をひねり上げながら
天霧「私の妻が何か?」

チンピラ「歩いてたらぶつかってきて、謝りもしねぇからよ」
お千「それ位で腕が折れるとかふざけるからでしょ?それに、私は露店の小物を見ていたの。ぶつかってきたのはそっちよ」

チンピラ「ふざけるな」
お千の方に向かって右の拳を振り上げる

ガシッ!

天霧「暴力はよろしくない…それと」

チンピラが左手を着物から出さない様子に違和感を持っていた天霧がチンピラの左手を摑みひねり上げた。

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