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罪に犯されて[仮]

第1章 すべてのはじまりの日

「っ、やめろ!はなせっっはなー....」

ばたばたと、複数の足音とともに、
蝉の声を脇役にしていたそれは、
舞台をおりたらしい。


「どこだろ?」
「声がしなくなったな」

その鐘の音は、人の叫び声だった。


「.........こっちだ」
「え、あきちゃ」


なにも確証はないのに、
迷うことなく歩を進める。

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