ホストに恋
第28章 28
「いらっしゃいませ!!ご指名わ?」
「瑠衣。」
「かしこまりました」
「瑠衣。指名入ったよ。」
「はい」
「失礼します、瑠衣です。」
「よ!!」
「光司!!」
「久しぶり」
「あぁ…」
「悪かったな…あん時わ、」
「もういいよ」
「拓哉とわ、相変わらずやってるのか?」
「………」
「翔太…?」
「別れた……」
「なんで!?」
「いろいろあんだよ…」
「そ…か…別れたのか…」
「光司!!オマタセ」
「翔太…紹介するよ、俺の恋人のマーク」
「ハジメマシテ…ヨロシク」
「よろしく」
「翔太…俺コイツと一緒になるんだ!!」
「へぇ…」
「コイツの国でわ、許されるんだ結婚が!!来月一緒に行くんだ、だからお前に会いにきたんだ!!一度謝りたかったし。」
「もういいょ、幸せになれよ!」
「ありがとうございます」
光司らが帰って行った
「瑠衣!!一緒帰らない?」
太一が声をかけてきた
「あぁ…」
一緒に店をでる
「なぁ…太一…少し飲んでかねぇ?」
「うんっ!!飲もうっ」
瑠衣から誘ってくるなんて初めてだった。
「瑠衣!!大丈夫?」
ペースがとまらない瑠衣…
「瑠衣!!そろそろ帰ろ。」
店を出る
「瑠衣…今日俺の家に泊まって!!」
タクシーに乗ると太一の家に向かう
「ただいま…」
瑠衣を寝室に運び水を持ってくる…
ふとテーブルに紙が置いてある
《お兄ちゃん、お母さんの病院に泊まります。明日の夕方には帰ります》
…了解
「瑠衣!!水飲んで!!」
飲み干す瑠衣、ネクタイを外しシャツを第二ボタンまではずしかけた……時
…バサッ……
いきなり太一を引き寄せ強く抱きしめた
「……たく…や…」
「瑠衣………」
瑠衣の目から涙が溢れていた……
太一が優しく髪を撫でてやる……
そして……
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