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…なんて言えたらいいのにね。」


「亜衣…」


「そんな既成事実もないし………拓哉…結婚式まで待つって言ってたし…ね…」

「ごめん…」


「謝らないで…１ヶ月前かな…瀬戸さんて人が私を訪ねてきたの…」

「瀬戸が…？」


「昨日一緒だったのわ、瑠衣さんでしょ？」

「うん…」


「もしも、結婚式の前に拓哉が瑠衣って人の話をしたら結婚わ、考えてくれって、瑠衣さんて人と拓哉のこと瀬戸さんに聞いた………で、思った。拓哉の中に瑠衣さんがいるから…拓哉…私のこと抱けなかったんだろうなって…」


「亜衣…」


「でも、瑠衣さんの話しがなかったら、私…拓哉と結婚しちゃおうって思ってた…私、ずるいよね…そんなことしても仕方ないのにね…………」

「亜衣…ほんとにごめん…」

「いいよ。みんなにわ私から話すから。」

「亜衣…」




その日の夜にわ、みんなに知らせが届いた

亜衣のわがままで、結婚式わキャンセルになった…と


「亜衣…ごめんな」


「いいの!瑠衣さん待ってるんでしょ、行って!!」


「うん…」





…ｺﾝｺﾝ


「翔太!俺!」

ｶﾞﾁｬ

「拓哉っ…!!」


「翔太…!!翔太…」


抱きつく拓哉


「拓哉っ…大丈夫か…」


「うん……翔太…俺とずっと一緒にいて…ずっとずっと。」

「ばぁか、俺のセリフだ、先に言うなよ」

「翔太………抱いて」


「拓哉………優しくわ…できないかもしれねぇ…ょ」


「うん……翔太に…壊されてもいい……愛して……いっぱい」


朝まで、何度も絶頂を迎え続け…ベッドにうつ伏せに眠る拓哉

隣にうつ伏せの翔太……

「拓哉……愛してる…愛してる」

何度もキスをする翔太……