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ホストに恋

第30章 30


「由佳!!入るぞ」

ベッドにうずくまる由佳に呼びかける

「振られてきたか!!ショックだったか!!なんなら一緒に寝てやるぞ。」

「瀬戸さん……」


由佳が布団から顔を出した


「キス……された………」

「なに!?」

「好きだって…ずっと好きだったって………言われた」

「あれ、彼女いるんだよな。」

「うん……」


「どういうことだ」


「わからないけど………わからない…彼女とキスしたり、私としたり……わからない」

「何なんだそいつ、」

「だからわからないの」

「はっきりさせろ!!ちゃんと男に聞け!!」

「もういいよ。」


「よくねえだろ!!」

「……瀬戸さん」


「ちゃんと確かめろ!!いいな!!」


次の日


塾に向かう由佳


教室に入ると翔平の姿わなかった

結局翔平わ来なかった




「お兄ちゃん…今日学校休む、」


「どうした?」


「お腹痛い…女の子の日で…かなりひどいの…ごめんなさい」

「わかった…ゆっくり休んだ方がいいよ、」

「うん…」



学校に連絡をし、太一わ温かいスープを作り由佳に運んだ

「これ食べたらゆっくり休んで。」

「ありがとうお兄ちゃん…」



太一わ、気になりつつ母親の病院に向かった


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