テキストサイズ

ホストに恋

第31章 31


次の日、雅哉わ教授のところに向かうがいなかった…レスリングと空手もみたが見当たらない…

仕方なく食堂に向かうと教授の姿があった

女子学生に囲まれ笑顔の教授、雅哉わ教授の前に立つと胸ぐらを掴んだ

美羽が食堂に入ってきた

「池田くん!!…やめて!!」

「あんた教授だろ…黙って講義でもしてりゃいいんだよ…俺、やられたらやり返すって言われて育ったんで…すみません!!」

ガッシャーン!!


教授が床に倒れ込んだ。

「学生わ、大学に勉強をしに来てんだよ!!お前みたいな教授がいたら安心して勉強なんかできねーんだよ。反省しろよな!!学生騙して最低な教授だよな。」

雅哉が食堂を出ていく

「池田くん!!」


美羽が追いかけてくる

「池田くん!!どうして!!」

「朝起きたら無性にイライラして、顔こんなんされて、食堂いったらあいつヘラヘラしてんのにまたイライラして…つい…ハハ」

「教授にあんなことしたら問題になるよ」

「大丈夫ですよ、あいつ学長にわ言えないはず…表沙汰になって困るのわあいつ本人だから」

「池田くん…」

「美羽さん!!汗流しませんか?」

テニスのすぶりをする雅哉


「クス…池田くんて頼もしい人だね。」


汗をながしまくり、部室になだれ込む雅哉…

「お疲れさま!!」

美羽が飲み物を渡す

「ありがとうございます」

並んで椅子に座り飲んだ

「はぁ、久しぶりに汗流したわぁ!!スッキリした!!」

「俺も!!」

「池田くん…」

「はい」

「ありがとっ…」

雅哉の頬にキスをした

「……い…いえ…そんな…」

「顔…真っ赤。」

「美羽さん…が、いきなりキスなんかするから…」

「ウフ…でも池田くんのおかげで私、スッキリした。なんかせいせいした。」

「……美羽さん…だったから…」

「え!?」

「美羽さんぢゃなかったらあんなことしなかったかもしれない…」

「池田くん?」

「俺、美羽さんに一目惚れしたって言うか…その…最初みた時から……………!!」

…………!!

美羽の唇が雅哉の唇に触れた

「ありがとう」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ