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ホストに恋

第31章 31


「拓哉…?」

「翔太、お風呂?」

「ん、一緒入ろ」

「今日わいいかな、なんか凄く体がだるくて…」

「大丈夫か!!熱わ!!」

慌てて額を触る翔太

「大丈夫だから…入ってきて。」

「お前先に寝てろ…」

二階に上がる拓哉


…あの香水…どこかで……

あの匂い………

……思い出せない…


静かに目を閉じる拓哉…

風呂を上がる翔太。

缶ビールを飲んだ。

「翔太さん、お疲れ…」

「雅哉…どうした」

「部屋…きて」

雅哉の部屋に入る。

「なんだ?」

「…その…どうするのかなって……」

「なにが?」


「だから……その…女の人…と……あの」

「セックスか?」

「翔太さん……声大きい!!」

「女できたのか?」

「…はい」

「へぇ!!どんな奴?」

「綺麗です。可愛くて。」

「ん~…で?なんだっけ?」

「だから……」

「あぁ…セックスな」

「……うん」

「口でわ、ちょっと難しいな。ん、俺を彼女だと思ってやってみ?」

「えぇ!?無理」

「んぢゃ、言うとおりにしろ」

「はい。」

外が明るくなるまで翔太の実技が続いた

「翔太さん、ありがとう」

「でも、話し聞いたら、多分彼女がリードすんだろ…」

「そうかな…」

「あぁ…とにかく起てばいい!!あとわ流れに任せろよ!!しかし…大学で…まだ…なんて…お前、遅いだろ!!おそらく彼女、経験ありだと思ってるぞ!!」


「えぇぇ!!困ります!!」

「まぁ…頑張れよ…俺の教えを無駄にすんなよ!!」

二階に上がると拓哉がベッドに無防備に寝ていた

そっと隣に入ると拓哉が抱きついてきた

「起きてたのか。」

「隣に翔太いないと、安心できないんだ…こうしてないと…翔太を感じてないと…」

「嬉しいこと言ってくれるよな……拓哉…ゆっくり眠れ、抱いててやるから」

「翔太…翔太…翔太………」

「俺わ、羊かよW」

拓哉の寝顔に優しくキスをし、翔太も目を閉じた

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