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ホストに恋

第31章 31


「ねぇ…翔太さん…食事いきましょうよ」
毎日来る女に翔太も疲れていた

真理が女に近づく

「翔太さんわ、お客様とプライベート接近するのわ禁止されてます。困りますのでやめてください。」

「何なのよ…偉そうに……あんた翔太さん好きなのね。」

「フフフ…残念だけど私子供いるし、翔太さんにわ好きな人もいるのよ!!諦めなさいよ」

「あらそうなの…別に好きな人いても構わないわ…」

「可哀想な人…」

真理が接客に戻る

女わ、それからも毎日店に顔を出した

「翔太さん、またくるわね」

次の日も、また次の日も…

時々店終わる翔太を待ち伏せすることもある


「一回だけ、一回だけ私と食事に行きましょ?」

無視をし、拓哉の家に入る

女も諦めて帰る


「ただいま」

「翔太!!おかえり」


抱きつく拓哉を翔太が抱きしめる

「翔太…この匂い…」

「あ…ごめんな、店終わっても、そこに居てさ…参るよ」

「翔太…この匂い…………何か気付かない?……」

「え?…」

「俺の…気にしすぎかもしれないけど…………………オーナーと同じ匂いする……」

「拓哉……?」

「何か、胸騒ぎするんだよ………翔太…」

拓哉を強く抱きしめる

「気にしすぎだよ拓哉……」

拓哉の髪にキスをする

「ん…」

「拓哉……これ」

翔太が拓哉に小さな箱を渡す

「なに?」

「開けてみ。」

箱を開ける拓哉

「これ……」

指輪……

「結婚指輪。」

「え!?」

拓哉の薬指に指輪をはめた

「日本でわ認めてくれないけど、俺らの中でわちゃんと誓おうと思ってさ…拓哉…結婚しよ…」

「翔太!!」

思いっきり抱きついてくる拓哉

「拓哉!!俺にもはめろよ…ほら、」

拓哉にお揃いの指輪を渡す

「うん…」

お互いの薬指に指輪が光る

「拓哉!!愛してる」

「翔太!!俺も愛してる」

「記念日な、今日が俺らの!!」

拓哉が綺麗な笑顔で翔太にキスをしてくる…

翔太わたまらなく可愛い拓哉を抱き上げ寝室に向かった。

自分の欲望に勝てなかった…

愛しまくった夜だった。

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