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ホストに恋

第31章 31


「拓哉、おはよ」

翔太が一階に降りてきた

「翔太!!おはよ」

万弁な笑みで翔太を見つめる

…可愛い

…抱きてぇ…

「拓哉…昨日…俺理性止められなくてごめんな…酷くしちまって…」

「…いいよ。すごく幸せだったから、翔太に抱かれてる時…」

味噌汁を作りながら拓哉が翔太を見つめながら言う。

「拓哉!!」

後ろから強く抱きしめる

「翔太…危ないよ」

ガスを止め拓哉を翔太に向かせ唇を合わす
「ん…っ」

翔太の舌が拓哉の舌を求めてる。拓哉も舌を絡ます…拓哉の舌を何度も何度も吸い上げる翔太…

「…ん…ふ…っ」

鼻から息をする拓哉


腰から崩れていく拓哉を翔太が支える

そのままリビングに倒れ込む二人


唇を離し翔太が首筋にキスを落とす…拓哉の甘い声が響く

その時


後ろから咳払いが聞こえた


慌てて起き上がる二人

「あのさ…今日日曜なんすけど…俺いるの忘れないでよ!!」

「なんだよ!!雅哉、日曜日なのに出かけねーのかよ!!」

翔太が雅哉の肩を叩く

「別にいいぢゃん…」

「彼女とわ?やったのかよ!!」

「翔太さん!!」


「雅哉…彼女いるの?」

拓哉が聞いてくる

「あぁ!!しかも年上のナイスバディらしい」

「翔太さん!!内緒って言ったのに!!」

「残念!!俺わ拓哉に隠し事わ絶対しないってきめてんだ。わりぃな」

翔太が拓哉の肩を抱きながら言った

「もっ!」

雅哉がふくれた

「まぁ、いいだろ、んで、デートとかしたのか?」

「 それが、なかなか進展なくて。」


そう、あれからキスもしてないし、ラーメン屋デートばかり。

「はぁ」

ため息をつく雅哉を見つめる拓哉と翔太

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