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ホストに恋

第31章 31


「翔太さん!!」

「今日客少ないからこれで店閉めるぞ!!」

「え?いいの?」

「幼なじみ助けてやりたいんだろ?人助けだ!!」

「ありがとう翔太さん!!」

「拓哉わ?起きてたか?」

「うん。」

「車に乗ってろ、拓哉に事情話してくっから!!」

「わかった」


何でも話すんだな翔太さんわ…雅哉が少し微笑む

雅哉わ携帯を取り出す

「繭!!とりあえず呼び出された場所に行けよ、俺も向かう!!」

相川に電話をする

「わかった。この前のカラオケだから。」


翔太が車に乗り込む

「駅前のカラオケ!!」

了解!!


「寄り道するからな!!」

翔太が向かったのわ、瀬戸のマンションだった

…ピンポーン

「はい。」

扉が開く

「翔太!!」

「ちょっといいか?…」

「どうしたよ!!そいつ拓哉の弟だよな!!葬式以来だな!!」

「雅哉です、おぢゃまします。」

「どうした?翔太」

「あのさ、これ。」

拓哉に渡してくれと言われたものを差し出す

「これ、」

「それ拓哉からだ!!あいつもリハビリしてた頃、その御守り肌身はなさずもってたんだ!!お前にってさ」

「拓哉が………拓哉…」

御守りを握りしめる

「頑張ってこいよ瀬戸!!」

「あぁ!!」

「それとさ……頼みあるんだ。」

「なんだ?」

「こらしめてやりたいガキがいるんだけどよ!!お仕置き道具何かねぇかな」

「は?」

「雅哉の幼なじみがそいつらにやりたい放題されててよ、救ってやりたいんだと」

「なら、車ん中に転がってるよ。ダンボールあるはずだ、まだ未使用だ!!お前にやるよ!!あとこれも」

引き出しから小瓶を取り出す

「び、や、く」

「さんきゅ!!んぢゃな!!」


ダンボール箱を持ちカラオケに向かう

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