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上司と部下の恋

第1章 1

「…風馬…」

「三年も待たせてごめん…。ただいま…」

「風馬っ!なんで?帰ってくるの、明日じゃ…」

「ななにはやく会いたくて…」

玄関の前で、抱き合う。

さすがに、人の目もあるし、中に入る。

「…なな…。聞いて」

「なあに?」

冷蔵庫から水を取りだし、風馬が座るソファの横に腰かける。

「ななを超すことはできなかったけと…」

「…うん。風馬のおかげで部長になっちゃったし…」

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