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最後のキス~琉球の海を渡る風~

第4章 Forever~永遠~

「ああ、そうだな」
 普段の王は国王として古くから伝わる琉球の神々を信奉はしているものの、極めて現実的な若者であった。あまり迷信とか占いとかに拘らない。
 なので、このときも否定されるかと思ったのだが、王は予想に反して、あっさりと頷いた。

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