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バンド

第2章 一章

30分前―



「秋山さん…」

「はい?」

「いい加減にしてくれる!?」

「え、何がですか」

30分前、この頃はまだ、私はバンド

をやっていた。

私はギターを持ちながら、バンド

メンバーであるリーダーに

いきなり怒鳴られていたのだ。

「何がですか、じゃないわよ!
アンタのせいでチームワークが
滅茶苦茶じゃない!」

「私…何かしました?」



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