『エンドレス』第17章「薫ー暗黒の中の光ー」　127ページ

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エンドレス

第17章薫ー暗黒の中の光ー

3年前の9月・・・

紗耶香の屋敷での出来事があって以来、月に1度は社長さん経由での紗耶香とのレズプレイをするようになっていた。
最初に会ってから半年が過ぎた。

お店も終わり帰ろうとしていたところでマネージャーに呼び止められた。

「聖愛ちゃん、あさって休みでしょ？
明日1泊する準備してお店に来てね。」

はぁ？

相変わらず、要点を先に言わないから訳がわからない。

「明日は午後から社長さんからの指名があって、そう伝えてくれってさ。毎回特別料金でうちは儲けさせてもらってるからプライベートには口出すつもりはないけど、仕事以外でお客様と関係持たれると、お店に来なくなるから気を付けてよね？」

マネージャーは、紗耶香の存在を知らない。
毎回社長さんとデリバリプレイしている事になっていた。

そして、社長さんの指名でピンときた。
紗耶香さんが呼んでいるのだと。

何だろう・・仕事だけでの関係って割りきってくれていたはずなのに・・・