
エンドレス
第17章 薫 ー 暗黒の中の光 ー
「少し外に出てみる?」
朝まで愛し合い、簡単な朝食を済ませた後ふたりで屋敷のまわりに出た。
薫は、紗耶香の屋敷に来るようになり半年、初めて屋敷のまわりを散策した。
芝生が綺麗に整備された広い庭を抜け、人手の入っていない森へと進んだ。
訊くと、この辺り一面は私有地だそうだ。
手をつなぎ森を進む。
残暑の日射しが木々の間から射し込み気持ちが良い。
「子供のころは、夏休みになるとここを毎日のように散策していたわ。もう何年も入っていなかったわ。」
紗耶香が懐かしむように話してくれた。
「そういえば、パパ以外の人と森に入るのは初めてよ。ここにもしばらく来られなくなるわ・・・」
小さな小川が流れている少しだけ開けた場所に出た。
紗耶香が薫の前に周り、唇を重ねてきた。
川を流れる水の音と、鳥の鳴き声だけが聴こえる自然の中で、互いの腰に手を回して唇を重ねた。
朝まで愛し合い、簡単な朝食を済ませた後ふたりで屋敷のまわりに出た。
薫は、紗耶香の屋敷に来るようになり半年、初めて屋敷のまわりを散策した。
芝生が綺麗に整備された広い庭を抜け、人手の入っていない森へと進んだ。
訊くと、この辺り一面は私有地だそうだ。
手をつなぎ森を進む。
残暑の日射しが木々の間から射し込み気持ちが良い。
「子供のころは、夏休みになるとここを毎日のように散策していたわ。もう何年も入っていなかったわ。」
紗耶香が懐かしむように話してくれた。
「そういえば、パパ以外の人と森に入るのは初めてよ。ここにもしばらく来られなくなるわ・・・」
小さな小川が流れている少しだけ開けた場所に出た。
紗耶香が薫の前に周り、唇を重ねてきた。
川を流れる水の音と、鳥の鳴き声だけが聴こえる自然の中で、互いの腰に手を回して唇を重ねた。
