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あたし様とメイドちゃん♡

第3章 お買い物デート

そうしている間に料理が運ばれてきた。
まだ湯気のたっているビーフシチューと、聖奈のとろとろオムライス。
どっちも美味しそうー♡

「すっごい美味しそうだね!」
「はい!ここに来てよかったです〜」
「んじゃ早速。いただきまーすっ」

スプーンでシチューをすくって口に運ぶ。
んっ…美味しいー!

「ね、聖奈、このビーフシチューめっちゃ美味しいよ♡」
「このオムライスもとろふわな感じでケチャップライスも美味しいです!」
「じゃあ…あーん、して?あたしに食べさせてよメイドさん♡」
「えっ、こんな普通のお店で…恥ずかしいですよっ」
「いーからいーから!ほら、あーーん」

不安そうな目を向けながらもスプーンをあたしの口にもってくる聖奈。
ぱくっ

「美味しい…ですかっ?」
「ん!美味しいい〜。聖奈が食べさせてくれたから余計に美味しいっ♡」
「んもぅ照」
「聖奈もあーんして?」
「ふぁい…あーーん」

柔らかそうな唇があたしの心をかきたてる。
ちゅーしたい…笑
いやだめだ!あくまでも食事のいっかんなんだこれは!
でも、口開けてあたしのこと見つめて。
えろすぎる…。
あたしがスプーンを口に運ぶと美味しそうにそれをほおばった。

「ん〜美味しいですねっ、コクがあって…♡」

この店にして正解だったなあ。

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