
あたし様とメイドちゃん♡
第3章 お買い物デート
人ごみをかき分けながら道を進んでいるときだった。
「あれ、聖奈ちゃん♡?ね、聖奈ちゃんだよねっ♡」
「え…あ、亮太さまっ!偶然ですね!!」
なんだ、聖奈の客か。
邪魔すんなよ!笑
「聖奈ちゃん私服もかわいいね〜。メイド姿ももちろん素敵だけど!…ん、あ、お友達??」
お友達…か。
ま、そうだよね。
仕方ないよね(苦笑
「えーっと…お友達とゆうか…えっとその……」
「友達ですよ。あの、失礼ですがわたしたち急いでいたもので…すみません」
「えっ、ああ!そうだったんだ!悪かったね、呼び止めて。お連れの方も、お邪魔してすみません。じゃ、またね聖奈ちゃん!お店今度行くからー!!」
「は、はいっ…失礼します!」
なんとなく気まずい沈黙が流れる。
「あの、凛さま…」
「仕方ないって!どー見たってあたしたち普通の人からしたらただの友達…じゃん。下手に恋人ですなんて言ってメイドとしての聖奈の株下がったらどーすんのよ!」
「凛さま……」
何も言わずあたしの手を握ってくる。
まるであなたはわたしの恋人ですとでも言うように。
周りの人には聞こえないように、そっと小声であたしは言う。
「すきだよ」
偏見なんてあたしは気にしないから。
「あれ、聖奈ちゃん♡?ね、聖奈ちゃんだよねっ♡」
「え…あ、亮太さまっ!偶然ですね!!」
なんだ、聖奈の客か。
邪魔すんなよ!笑
「聖奈ちゃん私服もかわいいね〜。メイド姿ももちろん素敵だけど!…ん、あ、お友達??」
お友達…か。
ま、そうだよね。
仕方ないよね(苦笑
「えーっと…お友達とゆうか…えっとその……」
「友達ですよ。あの、失礼ですがわたしたち急いでいたもので…すみません」
「えっ、ああ!そうだったんだ!悪かったね、呼び止めて。お連れの方も、お邪魔してすみません。じゃ、またね聖奈ちゃん!お店今度行くからー!!」
「は、はいっ…失礼します!」
なんとなく気まずい沈黙が流れる。
「あの、凛さま…」
「仕方ないって!どー見たってあたしたち普通の人からしたらただの友達…じゃん。下手に恋人ですなんて言ってメイドとしての聖奈の株下がったらどーすんのよ!」
「凛さま……」
何も言わずあたしの手を握ってくる。
まるであなたはわたしの恋人ですとでも言うように。
周りの人には聞こえないように、そっと小声であたしは言う。
「すきだよ」
偏見なんてあたしは気にしないから。
