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愛の嵐

第32章 ぎゅう×ちゅう=愛河

《松本時間》

泣いちゃったよ
俺何かしたのかな?
でも笑ってるし・・・いいのかな
少しだけ強く握っていた

櫻「あったかいね」

泣きながら微笑んでる
あ~もう!その笑顔は犯罪に近いって
事故りそうになるから!

松「キスしたいっ」
櫻「えっ・・」

指がモジモジしてるし
まぁ運転中は出来ないから無理だけどね
赤信号で止まると視界が遮らる

松「はっ?・・・んっん~?!」
櫻「んっぅん」

隙間から差し込まれた舌が気持ちいい
柔らかくて熱い
まさか翔からキスしてくれるなんて
マジで嬉しい!

櫻「っは、信号・・青になっちゃうね」

スッと身体を助手席に預けて外を見ている
首まで真っ赤にしちゃって

松「ありがとね♪」
櫻「ぅん」

消え入りそうな返事が聞こえた
まぁ、実は俺も顔が熱くて仕方ないんだけど
家に帰るまでが遠足過ぎてもたね~よ!

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