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愛の嵐

第38章 疑弐×倒影=信証

大「屋上行こっか、翔」
櫻「えっ?俺も?」
大「当たり前だろ~♪さっ、行こ~!」

翔の手を取り教室を出た
俺達が手を繋ぐ姿は普通の光景になってるから
誰も何も言わなくなった
いや、最初はホモだのキモイだの言われたさ~
でもそんなので凹む俺じゃね~し♪

相「おそ~い!」
二「ほら、雅紀。零すな!」
松「オカンかよ、和。二人共、こっち来て座れよ」

3人しかいない屋上
なのに、やたら賑やかだった

大「あ~、飲み物忘れた!翔は先行ってて」
櫻「う、うん。分かった」

あ~面倒くせ~なぁ
階段を降りながら笑いが込み上げる
あの3人に弄られる翔を思うと笑わずにはいられなかった

大「早く戻って覗こうかなぁ♪」

ワタワタする翔が可愛くて飽きないんだよ
キスしてぇな~!って思う自分にも笑えてきた

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