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愛の嵐

第38章 疑弐×倒影=信証

大「誰が不細工なんだよ!てか、誰に言われた?」
櫻「親に顔を隠しなさいって言われて」
相「なんで?隠す必要ないよ!勿体ない!」
櫻「見られるの恥ずかしい息子なのかなって思って隠してたんだ」

みんなは何故か首を捻っていた
何か変な事いったのかな?

松「もしかしてさ、翔くんの家ってお金持ち?」
櫻「ん~、多分そうなるんじゃないかな」
二「なる程ね♪」
相「なになに?分かんないよ」
大「誘拐を避ける為に顔を隠させたんだろうな」

思ってもなかった発想に驚いた
考えた事もなかったし
理由は怖くて聞けなかった
でも、もしそれが本当の理由なら

櫻「隠さなくてもいいのかな?」
大「いいと思うよ」
松「いいけど、そうなると寄ってくるぞ?」
二「それは危険だね」

また意味が分からない事を言い出したぞ

相「翔ちゃん狙われるかもしれないって事だよ」
櫻「誘拐犯に?」
大「学校の男共にだよ!」

はぁ?俺が男に狙われる?
それって、まさか・・・

櫻「俺、このままでいいです」

危険は回避するに越した事はないからな
俺は安全・安心の道を選ぶ!

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