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月の綺麗な夜に

第11章 見つけてくれた君    *流星side*

*雫月side*




―――――まさか。



あの、慶介の知り合いだったとは‥。


流星の話を聞きながら薄らと思い出す、慶介と街で出逢ったときの光景。



慶介と話してた後ろで‥‥





居た‥のかな?

分からねー‥




「何さっきから考えてんの?」


「いやぁー、あの時慶介の後ろに居たかなぁ‥と思い出してた。」


「で、記憶の片隅に俺、居た?」


「さっぱり分かんないね!」


「‥あっそ。まぁいいんだけどね」




って言いつつも若干イジケ気味に見えるのは私だけだろうか‥。



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