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生きたいです

第2章  学校


  龍太side


 それから何度も角度を変え激しいキスをした。

 俺は─。


 俺らは優香のことが好きだ。

 でも、気持ちを伝えることなんて出来ねーよ。

 あの時確かに俺は優香を助けた。

 同時に優香の才能を壊した。

 そして、今度は俺らというカゴの中にいるのだから。


 

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