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生きたいです

第2章  学校


 三年前。

 完璧だった私を辞めた日から私は周りの視線がとても怖くなった。

 他人を気にするようになった。

 だから、クラスにはあまりいきたくない。

 でも、球技大会は出なきゃいけない。


 簡単な種目にしようと思ってたのに─。

 「何で?」

 放課後私は教室の黒板を見て呆然とした。

 黒板には誰がどの種目にでるかが書かれていたんだけど─。

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