テキストサイズ

少年探偵事務所

第17章 無茶な依頼

なんと柵を飛び越え2階から1階へ飛び降りたのだ。
純の運動神経の良さもすごいが、それより2階から1階に飛び降りる勇気にも驚いた。
ハッとして3人が柵に駆け寄り下を見た。
純が相手の腕をつかんでいた。

「美奈をどこに連れて行く気だ?」

純は静かに聞いた。

「?美奈?」

純はそれには答えず重ねて聞く。

「何するつもりだって聞いてるんだ。答えろ。」

「純!美奈!」

灰音と柊一が走ってくるのが見えた。
柊一が美奈を守るように立つと言った。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ