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少年探偵事務所

第18章 事実は小説より奇なり

「長木さんも同じようにヤバい状態だったり?」

灰音が言った。

「それって一体どんな状態よ?」

美奈が聞いたことに対し純が静かに言う。

「誰かに命が狙われてるとか、追われてるとか?」

「でもそれと僕に何の関係が?」

ずっと黙っていた柊一が口を開いた。
3人ともそのことに答えることは出来なかった。
その時、事務所の扉が開いた。
4人とも入って来た人物を見て呆気にとられた。

(なんでこの人がここに来た?)

灰音はそう思った。

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