テキストサイズ

少年探偵事務所

第18章 事実は小説より奇なり

「ええっ!長木さんって俺たちより2つ上!」

「しかもまともに学生やってるの!」

純と柊一が矢継ぎ早に質問した。
でも二人の質問は若干失礼だったらしい。

「菊川くん、俺って老けてるか?北条くんもそんなに不真面目そうに見えるか?」

「あ、いやそんな意味じゃないですよ。」

美奈がクスリと笑って言った。

「泥棒さんが大学生ってなんか…ね」

今度は雪が驚いた。

「ええっ!長木くんが泥棒さんってどういうこと?」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ