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少年探偵事務所

第18章 事実は小説より奇なり

「あっ、いや、その…」

長木が焦った。
灰音が割って入った。

「姉さん、その話はまた今度。問題は…」

灰音は落ちていた弾丸を拾った。
柊一は灰音が拾った弾丸を見ていたが突然「あっ!」と叫んだ。

「柊一、どうかしたか?」

純の問いに柊一は言った。

「これってトカレフじゃないな。」

「???」

「ドラマで見たことあるんだ。これって刑事さんが持ってるやつに似てる…。」

灰音、純、美奈、雪は驚いて柊一を見つめた。

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