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少年探偵事務所

第13章 Detectives Horiday

レストランに入った時だった。

「おい、金返せ!」

「明日には返すんで。」

ガラの悪い2人の男にそこの店主みたいな男の人が凄まれている。

(あいつ、借金取りだな。)

その時、男が振り返った。

「何見てるんだ。あ?」

「…。」

顔色変えずに柊一が見ているのを見て相手は笑った。

「俺を見て顔色を変えないとは腹が据わってるな。」

柊一は息を吸った。
そして…

「帰れよ。」

「は?何て?」

「帰れよ。迷惑になってるの分かんねえのかっ!警察呼んだからもうすぐ来るかな?」

警察はハッタリだがあとは本音だ。
その時…

ウ~、ウ~、ウ~

運がいいことにパトカーの音が鳴った。

「くそっ、覚えとけ!」

捨て台詞を吐いて2人は逃げてった。

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