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少年探偵事務所

第15章 招かれざる客、到来。

次の日からおかしなことが起こりだした。

純が外から事務所に戻った途端、
美奈が聞いた。

「ねえ、誰かにつけられなかった?」

「いや、多分、大丈夫。」

柊一が窓からそっと下を見ると茶髪のセミロングの女性が一階の入り口の方を見ていた。
女性は上に目を向け、ハッとした。柊一が見ているのに気付いたのだ。
女性はサッと走り出した。
柊一は慌てて事務所を飛び出して、階段を駆け下り外に飛び出した。
しかし、飛び出したところで見失ってしまった。

「一体なんだったんだ?」

柊一は呟いた。

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