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少年探偵事務所

第15章 招かれざる客、到来。

その時だった。
誰かが女に飛び掛かった。
純と美奈が二人がかりで飛び掛かったのだ。
銃声が聞こえ、やって来たらしい。

「柊一、大丈夫か?傷は?」

純が早口で聞いた。

「大丈夫さ。」

柊一が静かに答え、灰音のところへ行った。

「灰音も気絶してるだけだし。」

安心させるような口調だった。

「でも一体、この女は?」

その時、刑事が入ってきた。

「ここですか!銃声が聞こえたのは?」

どうやら近所の人が通報したらしい。

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