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少年探偵事務所

第16章 大混乱のパーティー

4人は新田麻理に呼ばれたパーティーに来ていた。
パーティーにどんな格好をしてくればいいか分からなかった4人は取りあえずまともな恰好をしてきた。
柊一はグレーのスーツに赤いネクタイ、純は黒のスーツに青いネクタイ、灰音は水色の裾がフレアースカートになっているワンピース、美奈は白のブラウスにピンクのタイトスカートという割と問題のなさそうな恰好をしてきた。

「灰音さーん!」

麻理が声をかけてきた。
麻理の隣には上品な紳士が立っていた。

「お父さん、こちら探偵事務所の方々。」

4人は急に恥ずかしくなって下を向いた。
親がいたならともかく子供だけでこんなところに来たのは4人共初めてだったのだ。

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