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少年探偵事務所

第16章 大混乱のパーティー

「さあ?でも危なくないか?」

純が言う。

「?何が?」

柊一が聞き返す。

「パーティーで出すの。」

「は?」

「どっかのキザな泥棒さんが狙ってる、そう言いたいの?純。」

灰音が聞くと純が黙って頷いた。
柊一は周りを見回した。
確かにこれだけ人がいたんじゃ紛れ込んでても分からない。

「あの怪盗さん…」

美奈がポツリと言った。

「え?」

「居てもおかしくないよね。」

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