
姉さんは僕のお人形
第2章 嫉妬
何だかんだ話していると、学校に着いた
「相変わらず…さ」
「うん、異様にデカいよな。この学校」
何回見ても慣れない
何だよ、この大きさ
学校がデカいので、生徒の人数も多い
一学年の合計が400人くらいいる
なので、同い年でも名前の分からない奴とかたくさんいる
「お、おはよう!優斗くん!」
「麗奈!おはよう」
姉さん達がやってきた
姉さんの周りにいた女子は、二人に気を使ったのか
そそくさと門をくぐっていく
姉さんの頬が赤い。やっぱり…彼氏に会えたら嬉しいよな
「………?」
何でだろう。少しだけ胸が痛む
