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姉さんは僕のお人形

第8章 拷問



【麗奈side】

「冷くん…どうしてるだろ…結衣も、大丈夫かな…」

ベッドの中で考えてる
早く、帰ってきてほしい
一人は嫌だよ。怖い

最近、自分が怖い
気づいてはいけない気持ちに気づきそうで…
いや、もう気がついている
私は、冷くんを好きになったのだ

恋愛対象として

いけない事なのに。兄弟なのに
でも…でも…


「〜♪〜♪」
「あっ、携帯が…」

携帯が机の上で鳴り響いていた

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