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姉さんは僕のお人形

第1章 優しい姉さん



最初は…姉さんに憧れていただけだった

いつから…好きになってしまったのか?
それは今でも分からない




「ただいま」
学校から帰ってきた
特に変わった事もない普通の一日だった
部活に入っているわけでもないので
まっすぐ家に帰ってきた

「おかえり、冷くん」
姉さんが笑顔で出てきた
どうやら先に帰ってきてたようだ

姉さんは、何故か僕の事を『冷くん』と呼ぶ
兄弟なのに、君付けはおかしいのではないか?

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