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姉さんは僕のお人形

第5章 優斗の本性



「ごめんね、冷くん。学校休んで…」

きっと心配させただろうし…
本当に申し訳ない
でも、理由は話せない
「優斗くんに襲われて、処女を奪われました」
だなんて、絶対に言えない。言いたくない

沈黙が流れる

冷くんが口を開く

「…やっぱり、僕じゃ力になれない?
ただの兄弟だから…信用出来ない?
だから話してくれないの?」

「そ、そんな事…」

冷くんの瞳は傷ついている
私が、傷つけたんだ…


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