
姉さんは僕のお人形
第5章 優斗の本性
「じゃあ、8時にお前の家行くから。
…ん?ああ、そんな事。お前が言うなら
キスでも何でもしてやるよ。じゃあな」
電話の会話は終わった
嘘だろ…優斗が浮気って…
「優斗!どういう事だよ!」
優斗が驚いて振り向く
「何だよ、冷。いたのかよ」
「お前、何で他の女の子とデートの約束
なんてしてるんだ?お前には姉さんがいるだろ…」
「別にいいじゃん。麗奈ってさ純粋すぎて
たまに面白くないんだよな〜
まあ、そんな麗奈に教えてやるのも
なかなかいいけど」
何言ってるんだ?優斗は…
そんなの、姉さんをオモチャとしてしか
見てないじゃないか
「…っ、ふざけんな!」
