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姉さんは僕のお人形

第5章 優斗の本性



どうやら僕はしてはいけない恋に落ちたようだ。

まさか、姉さんを好きになるなんて…

姉さんは兄弟なのに…

そして、今その気持ちを言ってしまった
少しの沈黙が流れる
姉さんが口を開く

「ありがとう。冷くん。私、すごく嬉しいよ。
私も冷くんの事大事な弟って思ってるから!」


大事な弟…
頭の中でその言葉がグルグル回る
姉さんは勘違いしている
僕が姉さんの事を、「兄弟として」好きだと
言ったって…

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