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姉さんは僕のお人形

第6章 レナとレイ。二人で一つ



僕は行くあてもなく、外に出た
家の近所にある小さな公園についた
何となくこの公園に入ってみる

小さい頃は、姉さんと僕でよく公園で遊んだ。
鬼ごっこの鬼を決めるジャンケンをすると、
いつも姉さんは負けて、いつも鬼になっていた

あまりに可哀想だから、僕が変わってあげたりした。
すると、姉さんは笑顔でお礼を言う

公園のベンチに腰掛け、小さい頃の事を
ぼんやり思い出していると、
ある会話が頭に蘇ってきた

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