
姉さんは僕のお人形
第7章 排除開始
やばい、優斗の事考えてたから
話に入っていけてなかった
再び話を始めようとした時、
私は思い出す。冷くんからの頼みを
『優斗に告白する』
待って。今、チャンスじゃない?
優斗は近くにいるんだから
今から優斗を呼び出せば、告白出来る
学校が広いので、学校内で会う事はあまりない。
今しかない。
「ごめん!ちょっと優斗に用事があるから…
行ってくるね」
一番の親友の子に耳打ちで言う
「そうなの?分かった〜」
彼女が返事したのを確認してから
私は、優斗に声をかける
