テキストサイズ

姉さんは僕のお人形

第7章 排除開始




「ねえ、優斗」

私が声をかけると、優斗は振り向き
少し驚いた顔で私を見る

「お、結衣じゃん。どうした?」
…やっぱりいつもの優斗だ
心を許しそうになる

ダメダメ。優斗は悪い奴なんだから
麗奈ちゃんを傷つけて、他の女の子と
遊んでいるような最低な奴だから

「あのね…ちょっと話があるんだけど…
ちょっと来てくれない?」

「ああ、いいよ」

優斗はあっさりOKしてくれた

私は「こっち来て」と言い
優斗の手を掴んで歩き出す

ストーリーメニュー

TOPTOPへ