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姉さんは僕のお人形

第8章 拷問



「姉さん…強がるなよ」
「なっ!べ、別に…」

何か姉さんも強がりになったな…

僕に心配かけないようにしてるんだろう
けど…心配しないなんて無理だ

僕は、自分の手を伸ばし
姉さんの手を握る

「学校ではなるべく一人になるなよ…
優斗の事だから、何してくるか分からない。
でも、僕が姉さんの事守るから。
もう、あんな事絶対にさせない」

「うん…ありがとう…」

姉さんは笑顔で、僕の手を握り返してきた

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