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刻々と…

第2章  歯車



あたし…抱き締められてる?


「ぇ…ぁ、へ?」

自分でもすっとんきょうな声が出る

「弥生ちゃんいい匂い」

「ぁりがとうございます…ってなんで!?離れてください!」



体を離そうとすると
ぐっとマスターの力で引き寄せられてしまう



「弥生ちゃん…あのさ…」

「マスター…離して…なんでこんな事…」

頭はパニックだ


「抱きたいんだけど」



弥生の頭はパンクした


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