テキストサイズ

刻々と…

第2章  歯車



グイっと顎を引かれる

目と目が合い

反らす事を拒否される


「後悔しなくていいよ…俺が弥生ちゃんいっぱい笑顔にするんだからさ」


ドキッ…

「マスター…何言ってるんですか?」

「よしゆきでいいよ」

「…何…考えてるんだか…あたしは…」


チュ…

またキスだ


「今日は考えるのヤメー」

「……」

「朝まで一瞬に寝よ!」

「はっ?帰ります!」

「俺ホテル代しか今無いよー」

急いで財布を探してみると



…2000円…

お金降ろしてなかった…


ストーリーメニュー

TOPTOPへ