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エロ動物と飼育員

第2章 ▤Episode.1▤

「―て、ことなんだよね」

「へぇ…」

一通り説明を終えると、直緒くんはいっそう目を光らせた。


「え……で、あの…庶務に推薦したい人って…?」

一応聞いてみる。


「今、僕の前にいる人」


………わたし?

「…前…まえ…マエ…」

…完全に私ですね。


「そう!ヒロちゃん、君だよ!」

「えぇぇぇぇ!?なんでまた!!!!」

私が生徒会!?無理無理無理無理!!


「いいでしょ?ね?」

「い、いや…」


「ダメ?」


う゛っ……

その目をやめて…ウルッ、としたその目…いつもそれにやられてシマウ……


「ねぇ、ヒロちゃん…ダメ?」


う゛ぉぉ……

”No”とは言えない……状…態……


「…やります。やらせていただきます……」


「ホントッ!?」(パァァッ…


うおっ!

…光った…直緒くんが、光った…



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7月15日・日記
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今日から成瀬茉優、生徒会
執行部の庶務になりました。
よろしくお願いします…ね?
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