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エロ動物と飼育員

第4章 ▤Episode.3▤

数分の濃厚なキスを交わした二人。

茉優は力が抜け、ボーッとする。


「…ふ」

口を離して茉優をみた樹璃が、少し笑う。

「…っ……」


「おいで」

樹璃は茉優を立たせ、腰に手を回しながら歩く。

そして”ある部屋”に入った。





「……樹璃く…」

「なに?」

――ガチャ

ドアを閉めると、茉優が物欲しそうな顔で樹璃を見つめる。


「ふ…すっげー物欲しそうな顔」

「っ…!」


――ドンッ

茉優をドアと自分で挟み、また唇を重ねる。


「んっ………」

何度も唇を重ね合わせるだけのキス、だが茉優が口を開けばすぐに舌が入ってくる。


「んぁっ…あ……っ、んぅ…ん……」

何度も舌を絡めるうちに、茉優は体の力が抜ける。

そしてついに立っていられなくなるほどに…


そんな茉優を見兼ねて、樹璃は今にも崩れそうな茉優の腰と後頭部に手を回す。

「…ん……はぁ…っ」


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