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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第44章 思い出

見に来てみたら‥

チュッ
チュッ
チュッ‥

チュッチュッ‥チュッチュッっていつまでしてんだよっ!

けど戻るに戻れない来てしまった場所

「日高行くぞ!!」

デッカい声で日高を呼んだ

そんな大声出さなくてもすぐ後ろにいるからっ

「え?結局帰るのか先輩?」

チュッ‥チュッ‥

「見てみろ‥待ってたら日が暮れる」

「日が暮れるって夜だよ(笑)言えばいいだろ?」

うるさい!言えるならとっくに言ってるだろっ本当にお前はバカだな!!

「ちょっ?」

チュッチュッする鮫島の肩を叩いた日高

なっ何してんだよ日高!

「ほっとけよ!!行くぞ!!」

「先輩がみかん水一緒に飲みたいって言って持ってきたんだけど?」

はぁ?

一緒に飲みたいなんてお前に一言も言ってないだろ!

「よっ余計な事言うなっ!」

チュッ‥と離れた唇

「あ(笑)悪い‥つい止まらなくなっちまった(笑)みかん水が何だって?」

振り向いて俺を見た鮫島

「そこに置いたから飲めよ‥」

「そこって?だからみかん水が何だって‥」

部屋に俺が置いたみかん水見に行った鮫島先輩

4本?

片手に2本、もう片方に2本指で挟んで持ってきた鮫島先輩

「先輩あーやって持つんだよ?わかった?(笑)」

日高が指差したのは片手に2本づつみかん水挟んで持つ鮫島の手

「おっ俺の手はあんなにゴツくねーから持てないんだよっ!貸せ鮫島っ!」

「ゴツくないって酷って‥ちょっなっちゃん?」

俺からみかん水とやらを2本奪って部屋に戻って行く

「なっちゃんみかん水って何だよ?♪」

また置いてかれた僕‥

ポンポン♪

日高先輩に肩叩かれた

「先輩かわいいだろ?(笑)あの人のああゆう所に皆惹かれるんだよ‥」

「素直じゃない所?」

「先輩はすっごく素直だよ(笑)」

え‥どこが!!?

「河辺も一緒に飲もうな♪」

僕の背中押して部屋に入って行く日高先輩

「ほら♪これ河辺のな♪なっちゃんからの差し入れだぞ(笑)」

ニコニコ笑顔の鮫島先輩に渡されたみかん水と書かれた瓶

「飲まねーのか?旨いんだぞ♪これ♪(笑)」

兄さんは鈍いのか?僕の不安に気づいていないのか?わかっていないのか?
平然と僕に話しかけてみかん水を飲み始めた

「先輩がかわいい弟を喜ばせようと買ってきたんだから飲んでやって」

僕の為に?

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